【部屋が汚くても大丈夫?】給湯器交換の流れをわかりやすく解説

【部屋が汚くても大丈夫?】給湯器交換の流れをわかりやすく解説

給湯器が壊れて交換しなきゃいけないけど、そういえば業者さんを家に上げるの、部屋が汚くてちょっと抵抗があるな……

実は、そう思っている方は非常に多いです。ご安心ください!
結論から言えば、部屋が汚くても給湯器の交換作業には全く問題ありません。
この記事では、給湯器交換のプロが、部屋の汚れを気にせず依頼できる理由から、業者の選定、見積もり、交換当日の流れまで、「給湯器交換の全ステップ」をわかりやすく解説します。

目次

【給湯器交換】全プロセスを徹底解説(相談〜完了まで)

①見積り

給湯器交換業者に交換を依頼することが決まったら、まずは見積もりで費用の概算を出します

多くの業者がオンラインや電話での見積もり依頼を受け付けているので給湯器の情報を準備して見積もりを依頼します

給湯器のラベル

設置場所がわかる全体

配管部分

リモコン

これらの写真を送信することで、最短当日中に概算見積もりを受け取ることが可能です。より正確な見積もりが必要な場合は、業者による現地調査が行われます。
上記の情報の他にも業者によってはより詳しい写真の提出を求められるのでどの写真が必要かチェックしてから撮影しましょう!

②契約と工事日程の調節

見積もりの内容に納得できたら、いよいよ契約手続きに進みます。
このタイミングで、後悔しないために必ず確認しておきたいポイントは以下のとおりです。

  • 交換する給湯器の型番・機能・価格
  • 工事費の内訳総支払額
  • 既存機器の撤去・処分費用が含まれているか
  • 保証期間アフターサービスの内容
  • 工事日作業にかかる時間

契約後は、業者とスケジュールをすり合わせて工事日を決定します。
特に11月〜2月の冬季は予約が集中しやすいため、早めの調整がおすすめです。

③給湯器交換前に片づけておくべき場所とポイント

交換工事の前にスムーズな工事のために作業スペースの確保をします。

最低どこのスペースを空けておけばいいですか?

スクロールできます
場所片づける理由具体的なポイント
屋外(ベランダ・庭・玄関横など)給湯器の設置・撤去スペースを確保するため・プランター、物干しラック、収納ボックスなどを一時的に移動
・作業員が通れる通路(幅60cm以上)を確保
室内(浴室・キッチン・洗面所付近)リモコン交換や配線作業をスムーズに行うため・リモコン周辺の棚や小物を片づけておく
・通路や足元に物を置かないようにする
駐車スペース工事車両の駐車や機材搬入を行うため・自宅前や近隣に作業車1台分のスペースを確保
・マンションの場合は管理人に事前許可を取る
  • 作業員さんが安全に動けるように「人ひとり分の通路」を意識しておくと安心!
  • 特にベランダは配管作業で工具を使うことが多いので、足元を広くしておくのがおすすめ。
  • 工事前日までにざっくり片づけておけばOK。無理に完璧に掃除する必要はありません。

搬入経路と給湯器付近、リモコンの周辺を人が通れて物が置ければOKです。業者もプロなので家が散らかっていても気にしません。

before

after

我が家のキッチン給湯リモコンの周辺は物をどかして経路を確保しただけで問題なしでした。

④給湯器交換当日

給湯器の交換工事は、一般的な家庭なら約2〜3時間程度で完了します。作業の流れを知っておくと、当日も安心です。

スクロールできます
手順作業内容所要時間の目安
① 作業前の確認設置場所の安全確認、給水・ガスの元栓を閉める。既存の給湯器や配管の状態をチェック。10〜15分
② 古い給湯器の取り外し既存の給湯器を撤去し、配管や壁面の清掃を行う。20〜30分
③ 新しい給湯器の取り付け新機種を設置し、給水・ガス・電気配線を接続。水平や固定を丁寧に確認。60〜90分
④ 動作確認・試運転お湯の温度、リモコン表示、ガス漏れ・水漏れなどを点検。15〜20分
⑤ 使い方の説明・片づけリモコンの操作方法を説明し、保証書を渡して作業完了。10〜15分
  • 当日は立ち会いが必要です(特に始めと終わり)
  • 工事中は水やガスが一時的に止まることもあります。
  • 雨天時やマンションの場合、作業時間が延びることもあるので余裕をもっておきましょう。
  • 工事完了時は必ず全ての機能を実際に確認しましょう

・取扱説明書と保証書の内容確認
・リモコン操作方法の実演と練習
・緊急時の対応方法の説明
・アフターサービス内容の確認
・支払い方法の確認と手続き

を工事完了時にきちんと確認するようにしてください。

給湯器交換の工事時間の目安

標準的な戸建ての屋外壁掛けタイプなら、工事は約2〜3時間で完了することが多いです。
ただし、設置環境や機種によっては4〜8時間(半日〜1日程度)かかるケースもあります。

ケース所要時間の目安補足ポイント
戸建て/屋外壁掛け(既存配管そのまま)約2〜3時間最も多いパターン。撤去→新設→試運転でスムーズに完了。
据置型やマンションPS(パイプシャフト)設置約4〜6時間取り回しや排気調整に時間がかかる。管理規約の確認が必要な場合あり。
追い焚き配管あり・エコジョーズ(ドレン排水工事含む)約6〜8時間ドレン配管や保温材追加で作業量増。天候や設置場所で延長の可能性。
リモコンを2ヶ所以上交換(浴室+台所など)+30〜60分室内作業・動作確認が増える分だけ上乗せ。
  • 工事中は一時的に水・ガス・お湯が使えない時間があります。料理や入浴の予定は調整を。
  • ベランダや設置周りは人が通れる幅(約60cm)を確保、植木鉢やラックは事前に移動すると時短に。
  • マンションは管理規約・作業時間帯の制限に注意。事前申請が必要な場合があります。
  • 寒冷期(11〜2月)は予約が混みやすいので、早めの段取りがおすすめ。

正確な所要時間は現地の配管・排気条件で変わります。
見積もり時に「当日の作業時間の見込み」を確認しておくと安心です。

まとめ:給湯器交換の流れを知っておけば、当日も安心!

給湯器の交換工事は、事前の見積もりから当日の作業まで流れを理解しておくことで、トラブルを防ぎスムーズに進められます。

  • 見積もり時に「工事内容・保証・費用」を確認
  • 当日は通路や設置場所を片づけておく
  • 作業時間はおおよそ2〜8時間程度(環境により変動)
  • 完了後はリモコン操作やお湯の出方をチェック

給湯器は10年以上使う設備だからこそ、信頼できる業者選びが何より大切です。
「まだ使えるかも…」と思っても、異音やお湯の温度ムラがある場合は交換時期のサインです。

・流れを把握しておくことで、不安も減り、工事当日も落ち着いて対応できます。
・特に冬場は工事が混みやすいため、早めの見積もり依頼が安心です。

この記事を参考に、安心して給湯器交換を進めてください。
費用や対応の早さを重視するなら、まずは無料見積もりを比較してみましょう。

目次